成人年齢引き下げで増える?若者の賃貸契約トラブルに注意!の画像

成人年齢引き下げで増える?若者の賃貸契約トラブルに注意!

トラブル

古家野 俊雄

筆者 古家野 俊雄

不動産キャリア16年

弊社HPをご覧頂きありがとうございます!岡山市をはじめ岡山県南エリアの賃貸物件のことなら、弊社にお任せ下さい!情報量はもちろんのこと、お客様のご要望に120%でお応え出来るように、精一杯ご提案させて頂きます。
どんなに無茶な条件だと思っても、一度ご相談してみて下さい!
実は、こんな物件があったんだ!というお部屋をご紹介させて頂きます。

2022年4月から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
これにより、18歳からは親の同意がなくても自分の意思で契約を結ぶことができます。

一方で、これまで未成年を守っていた「未成年者取消権」が使えなくなったため、契約後に問題が起きても「自分の責任」とされるようになりました。

特に初めての一人暮らしで賃貸契約をする若者は、契約の知識や経験が不足しているため、思わぬトラブルに巻き込まれるケースが少なくありません。実際に、消費生活センターへの相談件数でも、20歳未満・20代の割合は年々増加傾向にあります。

契約できる=大人として責任を負う」ということ。

だからこそ、これから部屋探しや契約を考えている若い世代の方には、賃貸契約の落とし穴をしっかり理解しておくことが大切です。


未成年者取消権とは?


未成年者取消権とは、未成年が親の同意を得ずに結んだ契約を取り消すことができる権利のことです。

例えば──

  • 高校生が親に黙って高額なスマホ契約を結んでしまった

  • 大学生がエステやマルチ商法などで高額な契約をしてしまった

こうした場合でも「未成年だから」という理由で契約を取り消し、無効にできる仕組みでした。

◆成人年齢引き下げでどう変わった?

2022年4月の法改正により、18歳からは「成人」となりました。つまり、18歳や19歳の人が自分だけで契約をしても、未成年者取消権は使えません。

トラブルが起きても「大人としての自己責任」となり、支払いや契約内容の履行を求められることになります。

◆賃貸契約における注意点

賃貸契約も「法律上の契約行為」です。これまでは18歳や19歳でも「親の同意がなければ取り消せる」安全網がありましたが、法改正後はそれがなくなりました。

そのため、契約書をよく読まないままサインしてしまうと、高額な原状回復費用や家賃トラブルが発生しても取り消せない というリスクが高まっているのです。

▼あわせて読みたい

若者に多い賃貸トラブル事例



初めての一人暮らしや、社会人になって間もない時期は、契約の経験が少ないことから思わぬトラブルに発展するケースが少なくありません。実際に消費生活センターへの相談件数でも、20歳未満・20代による相談は年々増加傾向にあり、今後さらに注意が必要とされています。

◆退去時の高額請求

「部屋をきれいに使っていたのに、退去費用が想像以上に高額だった」という相談が多く見られます。契約書を細かく確認していなかったために、原状回復費用やハウスクリーニング費用が一律で請求される ケースがあります。特約に記載があれば正当な請求となるため、契約前のチェックが重要です。

◆禁止事項の見落とし

ペットの飼育や楽器の演奏、ベランダでの物干しなど、契約書には「禁止事項」が定められている場合があります。知らずに違反してしまうと、強制退去や追加費用の請求につながることもあるため、契約書の禁止項目は必ず確認しましょう。

◆入居時の確認不足

入居前に部屋の傷や汚れを確認せず、写真などの記録を残していないと、退去時に「入居者がつけた傷」と判断されて費用を請求されるケースがあります。入居時に現状を記録しておくことが、後々のトラブル防止に直結します。

◆家賃の滞納

アルバイト収入や仕送りに頼っている場合、生活費の見通しが甘く、家賃の支払いが滞ることもあります。一度滞納すると信用情報に傷がつき、次の物件を借りにくくなるだけでなく、保証人や家族に迷惑をかける結果にもなります。


契約前に必ずチェックすべきポイント



「知らなかった」「聞いていなかった」では済まされないのが大人の契約です。契約前に必ず確認したいポイントを4つご紹介します。

◆契約書は細部までじっくり読む

契約書は、借主と貸主の約束事が書かれた最も重要な書類です。特に、家賃以外の費用、退去時の費用負担、禁止事項(ペット、楽器、喫煙など)はしっかり確認しましょう。疑問に思うことがあれば、その場で遠慮なく質問してください。

◆特約の有無を確認する

「特約」は、通常の契約書の内容とは別に、個別に定められたルールです。「退去時のクリーニング費用は一律負担」など、見落としやすい項目が含まれていることがあります。特約は特にしっかり確認しましょう。


◆入居時の写真をたくさん撮っておく

入居する際は、壁の小さな傷、床の汚れ、設備の不具合など、気になる箇所はスマートフォンなどで写真を撮っておきましょう。日付が証明されるので、退去時に「これは最初からありました」と主張する強力な証拠になります。

◆わからないことは質問する

「こんなこと聞いたら失礼かな?」などとためらう必要はありません。契約は、納得した上で結ぶことが何よりも大切です。わからないことはその場で質問し、丁寧に説明を求めましょう。


トラブルを防ぐ心構え



賃貸契約は、人生で最初に直面する「大きな契約」のひとつです。トラブルを防ぐためには、以下の3つの心構えが大切です。

◆「わからないこと」をそのままにしない

契約書の中には、普段聞き慣れない専門用語やルールが多く含まれています。例えば「原状回復義務」や「特約」など、意味が曖昧なままサインしてしまうと後で高額な費用を請求される可能性もあります。

「これはどういう意味ですか?」「もし違反したらどうなりますか?」と、その場で遠慮なく質問しましょう。小さな疑問を解消することが、大きなトラブルを未然に防ぐ一歩になります。

◆契約書は持ち帰って家族に見せても大丈夫

契約の場で全て理解するのは難しく、内容を読み込むには時間が必要です。可能であれば契約書をコピーやPDFで受け取り、一度持ち帰って家族や信頼できる人に見てもらいましょう。特に経験豊富な親や、契約に詳しい人に相談することで「気づかなかった落とし穴」を発見できることもあります。

不動産会社に「一度持ち帰って検討します」と伝えるのは失礼にはあたりません。むしろ安心して契約するための大切なプロセスです。

◆「大人の契約」であるという意識を持つ

18歳からは「大人」として契約が可能になりますが、それは同時に「自己責任」を伴うことを意味します。「知らなかった」「説明されていなかった」では済まされず、支払い義務やルールの遵守を求められます。

だからこそ、「契約書を読む姿勢」「内容を理解する努力」「不明点を確認する勇気」が欠かせません。自分で責任を持つ意識が、将来の安心と信頼を守ることにつながります。


まとめ

成人年齢の引き下げにより、18歳からは親の同意がなくても契約ができるようになりました。 これは「自立への一歩」であると同時に、「責任を自分で負う」という大きな意味を持ちます。

賃貸契約は生活の基盤に直結する重要な契約です。契約内容をしっかり確認せずにサインしてしまうと、退去費用や家賃トラブルといった大きな負担を背負う可能性があります。

だからこそ、

  • 契約書を細かく読む

  • 特約を確認する

  • 入居時に写真で記録を残す

  • わからないことは必ず質問する

この4つを徹底することが、トラブルを防ぐ最大のポイントです。

後楽不動産では、初めて一人暮らしをされる方や契約に不安を感じる方でも安心していただけるよう、契約内容を丁寧に説明し、疑問や不安を解消しながら進めています。

安心して新生活をスタートできるように。どんな小さなことでも構いませんので、気になることがあればぜひお気軽にご相談ください。

>>【関連】知らないと損する!賃貸物件で本当に多いトラブル10選と対策ガイド

”トラブル”おすすめ記事

  • 岡山市で騒音が気にならない賃貸物件を探すには?物件選びと対策を解説の画像

    岡山市で騒音が気にならない賃貸物件を探すには?物件選びと対策を解説

    トラブル

  • 賃貸の備え付けエアコンが故障したらどうする?費用負担・対処法を解説の画像

    賃貸の備え付けエアコンが故障したらどうする?費用負担・対処法を解説

    トラブル

  • 賃貸物件でよくある!エアコン・水回りトラブルと対処法まとめの画像

    賃貸物件でよくある!エアコン・水回りトラブルと対処法まとめ

    トラブル

  • 知らないと損する!賃貸物件で本当に多いトラブル10選と対策ガイドの画像

    知らないと損する!賃貸物件で本当に多いトラブル10選と対策ガイド

    トラブル

もっと見る

トップへ戻る